完全滅菌装置搭載コンテナ型病院施設の提案
高度な滅菌空間だから・・・
空気感染緊急時のための病院
近年、空気感染型ヴィールスによるインフルエンザ等の流行が増加している。そうしたヴィールス性疾患に対応するためには、空気感染に対応した設備を持つ病院施設が必要であり、且つ、突発的で不特定な場所における流行に対応する機動性を持った施策を検討しておく必要があります。
本提案は、そうしたニーズに対応するための有効な施設案です。
加熱滅菌でフィルター不要だからメンテナンスフリー
[Safe Air System]で採用されている3Dヒーターでは、菌を高熱で滅菌しますので、常にクリーンな状態を保持できます。フィルタープロセスでは、浮遊菌を捕らえることはできても再浮遊の可能性があります。[Safe Air System]の熱滅菌では、菌そのものを無くすことができるので、菌の再浮遊もありません。
その結果、フィルター交換が全く要らない365日メンテナンスフリー(メンテコスト0)で、医療産業廃棄物も発生しません。
完全滅菌コンテナ型病院施設 システム概念図・・・
セルフクリーニングシステム搭載
[Safe Air System]内に溜まる燃焼残留物(パーティクル)は、ディーゼル用DPFに搭載しているセルフクリーニングシステムによって定期的に除去されるために、無期限の完全なメンテナンスフリーを実現できます。
① 焼却滅菌装置 ② 均一Down Flow形成微少多孔体プレート(HEPA可) ③ 陽圧マスク用滅菌空気供給ライン ④ 蒸気供給ライン(コジェネタイプ発電機orボイラー ⑤ 滅菌用過熱蒸気発生装置 (床面堆積菌滅菌用、キャビンも同仕様) |
⑥ Air Conditioner(放熱エネルギーを焼却滅菌器に回収) ⑦ キャビン陰圧用外気放出弁 ⑧ キャビン陽圧用外気吸入弁(要フィルター) ⑨ 電源(外部供給電源or自家発電装置) ⑩ 入出口Flow流量弁 |
3つの基本機能空間・・・
隔離室(病室)
ヴィールス保有者を隔離し、身体から発散されるビールスを[Safe Air System]を使って完全滅菌状態を保つことで、病人の回復を待つための設備
診察室(集中治療室)
ヴィールス保有者を外部から完全に隔離し、患者に対して治療をおこなう診察並びに集中治療を実施する設備
スタッフルーム
医師や看護師等をヴィールスから守るための完全滅菌されたクリーンルームで、治療に必要な薬品や治療装置などを保存するバックヤード機能を持つ
モジュール構成型・・・
緊急時対応用トレーラー型病院施設応急的な治療と隔離を緊急的に実施するためには、コンテナーを搭載したトレーラー型が有効です。 |
基本モジュールセット隔離室/診察室/スタッフルームの3種類のモジュールをセットで展開する基本装備で、連結ブロックを装備することで3台をセットとして設備運用できる |
長期型モジュール拡張システムヴィールス保有者が複数人発生している現場に対しては、基本モジュールセットから隔離室や診察室モジュールを連結ブロックによって漸次追加していける拡張システム |